【RTM社(あーるてぃーえむ)について】 ドイツの総合化学メーカーBASFが1934年に世界で初めて開発したオープンリールテープは、デジタル録音が主流となった1990年代後半以降も、EMTEC、RMG、PYRAL、そしてRECORDING THE MASTERSに引き継がれて製造が続けられてきました。 そのRECORDING THE MASTERSは、2021年に英国の投資家グループ「Bridford Group(ブライドフォード・グループ:Bridford Group Ltd)」の傘下となり、2022年10月には新たに「RTM Industries (アールティーエム・インダストリーズ:RTM Industries SAS) 」と社名とロゴを一新して、アナログレコーディングをリードし続けています
商品説明
RECORDING THE MASTERS からRTMに変わって、パッケージデザインも新しくなったオープンリールテープ『LPR35/3600ft 10号プラスチックリール』新品1巻です
※RECORDING THE MASTERS は、2022年10月にRTM社に社名を変更しました
テープ幅は1/4インチ(いわゆる6mm)幅です
150番(35μ厚)ですので38cm/sで片面45分、19cm/sで片面90分、9.5cm/sで片面180分録音出来ます
Manufacturer number:R34530
Made in France
この10号プラスチックリールは、RTM社となってから新たに設計されたもので、内側にNAB-HUBコアが組み込まれていることから分かるように、爪のロックをはずせば両側のフランジが取り外せますので、パンケーキなどにもそのまま組み立てることができます。
ただ、リール自体の厚みが少し薄めに設計されているようで、デッキのメーカーによってはセット時にうまくロックできないものがあります。とくにTEACのXシリーズでは、ゆるくて固定できないので、厚さ補正シートをご利用ください。テープをお買い上げいただいた方には1.0mm厚の厚さ補正シートをお付けします
LPR35(えるぴーあーる・さんじゅうご)は、1996年に独BASF社が最後に開発したセミプロフェッショナル音楽録音用オープンリールテープで、低速(19.05、9.5cm/s)での使用に最適に設計された長時間録音用ロングプレイ・テープです。もちろん38cm/sでも問題なくお使いいただけます
スタンダードバイアスで、グレードはQUANTEGY(AMPEX)457相当ですので、現在製造・販売されているテープのなかでは、一般ユーザーの方が自宅でオープンリールデッキを楽しむ際に最も適したテープです
【RTM社(あーるてぃーえむ)について】
ドイツの総合化学メーカーBASFが1934年に世界で初めて開発したオープンリールテープは、デジタル録音が主流となった1990年代後半以降も、EMTEC、RMG、PYRAL、そしてRECORDING THE MASTERSに引き継がれて製造が続けられてきました。
そのRECORDING THE MASTERSは、2021年に英国の投資家グループ「Bridford Group(ブライドフォード・グループ:Bridford Group Ltd)」の傘下となり、2022年10月には新たに「RTM Industries (アールティーエム・インダストリーズ:RTM Industries SAS) 」と社名とロゴを一新して、アナログレコーディングをリードし続けています
オープンリールテープの“オリジネーター”であるBASFの高性能テープを引き継ぐLPR35をぜひご利用下さい
RTMのホームページ
https://www.recordingthemasters.com/
当方が出品しているテープは、正規代理店を通じて輸入したものです
万が一製造上の問題があった場合には返品/返金にて対応させていただきます
それ以外の理由での返品はお受けできません
商品は即決価格を設定させていただいていますが、当方の仕事の都合上、出張や徹夜勤務になることがあるため
日によってはご連絡/発送が遅れる場合があります。申し訳ありませんがご承知置き下さい
発送はヤマト宅急便(80サイズ)を予定しています
他の商品と同梱も可能です
この他にも御希望の配送方法がありましたら、できる限り沿うようにいたしますが
壊れもの指定ができない方法はお受け出来ません。よろしくお願いします
【使用推奨デッキ】
多くのメーカーは、4トラック2チャンネルで録音する場合には、この35ミクロン厚のテープを推奨しています。2トラ38機に比較してヘッドの幅が狭いため、薄手の柔らかいテープでヘッドとの密着性を高めることで確実な録音・再生を確保するためです。もちろん2トラック機で使用することも問題ありません。
一般的なオープンリールデッキで使用する場合、テープポジションは「LH/ローノイズ・ハイアウトプット」のポジションでご利用下さい
お持ちのデッキに次のテープの指定があれば、そのポジションでご利用下さい
(厳密に言うと違うのですが)
BASF LPR35LH、AMPEX 407/457、Scotch 207/218、など
【代表的なデッキで使用する場合のLPR35のテープポジション(取説より)】
TEACX-10R/X-20RBIAS=1 EQ=2
TEACX-1000RLH-1
AKAIGX-77/GX-747ノーマルポジション、BIAS ADJUST=マイナス2
AKAIGX-635ワイドレンジポジション
SONYTC-R6/TC-R7-2BIAS=MID EQ=FrCr
Technics RS-1500U/1506UBIAS=2 EQ=2
DENON DH-510/610S/630S BIAS=0 EQ=4or5
業務・放送用デッキ(STUDER、TASCAM、OTARIなど)でセッティングする方はテクニカルデータシートを参照して下さい
https://static1.squarespace.com/static/62798251da32f57e31bea13d/t/63d1632afb2b7159ead16164/1674666809783/fiche_lpr35_rtm_2022.pdf
オーバーバイアスは、標準的なヘッドギャップ(0.25mils)で19cm/sの場合「4.0dB」です
38cm/sでのオーバーバイアス値はメーカーは公表していません
これ以外にもご不明な点がありましたら、当方の分かる範囲でお答えさせて頂きます
よろしくお願いいたします