火打石 御浄具箱 大 宮忠(らくらく火打鎌)

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商品情報

火打ち道具は、平安時代には庶民の手には届かない貴重な御神宝でしたが、江戸時代になると一般庶民にも普及し、竈(かまど)や灯明、たばこの火などを点けるのに盛んに使われるようになりました。
マッチ以前の古い道具。
一見不便そうですが、使い慣れるとカチッと一発で火種ができ、炎が上がるまで10秒とかかりません。
また、火打ち石には火起こし道具としての他、古くから厄除け、縁起担ぎとしての使い道もあります。
お出かけの前に「いってらっしゃい」と切り火で送り出されるのは、清々しく気分のいいものです。
あの銭形平次の親分も火打ちで送り出される場面がありました。
縁起の悪いことや危険な目に遭わないようにと、今でも伝統を重んじる職業の人、芸能人や落語家、花柳界の方や、鳶(とび)職、大工など危険な業務に従事する方たちにも愛用されています。
※鎌は火打ち石に叩き付けず、マッチを擦る様にお使いいただくと小さな力で切り火が出ます。
また、鎌や石を痛める事も防げます。

※石の角が鋭く尖っていますので、手を切らないように十分ご注意下さい。
作法は切り火はうしろから肩越しに火花を打ちかけます。
粋でいなせな江戸っ子のステイタスシンボルでもあった火打道具を古くも新しい日本の文化としてご愛用ください。
伊勢宮忠の神棚職人が製作した、火打鎌と石を社殿装飾に用いる小葵の白生地で縫製した袋に包み、印籠式の桐箱に納めました。
火打石は神社でも昇殿の際の祓い清めに使われ、また神饌を清めるにも用いられます。
また古事記には、伊勢神宮にて東征に向かう倭健命(やまとたけるのみこと)が倭比売命(やまとひめのみこと)より火打石を賜ったと記されています。
ここ一番の勝負の前にカチカチ、危険な目に遭わないようにカチカチ、玄関先で出がけの打火(うちび)としてもお使いください。
新築・竣工・開業・開店・結婚・就職などのお祝いとして、また誕生日や記念日のプレゼントとしておススメです。
※火打石は性質上、割れたり欠けたりする事があります。
※火打石が割れた時や、破片で手を切らないよう、お取り扱いには十分にお気をつけください。
神と心のあいだに
神への祈りは、その心に勇気と安らぎをもたらします。
私たち宮忠は、神都伊勢において、
「神と自然を敬う心」と「宮造りから受け継いだ技と質」で、
幸せを祈る人々の思いを受け止めるにふさわしい神棚を
お造りすることを使命としています。
伊勢宮忠は、皆様の幸せと、
心の安らぎを願って、
確かな品をお届けすることを
お約束いたします。

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